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第33節ミラン戦 シーソーゲームを制し、チャンピオンズリーグへ
ユベントス 3 - 2 ミラン
■ユベントス■
GK:ブッフォン
DF:グリゲラ、レグロッターリエ(ステンダルド、51分)、キエッリーニ、モリナーロ
MF:カモラネージ(ノチェリーノ、91分)、シッソコ、チアゴ、サリハミジッチ
FW:トレゼゲ(イアクィンタ、77分)、デルピエロ
■ミラン■
GK:カラチ
DF:ボネーラ、シミッチ、マルディーニ、ファバッリ
MF:ガットゥーゾ(ジラルディーノ、84分)、ピルロ(ブロッキ、90分)、アンブロジーニ、カカー、セードルフ
FW:インザーギ(カフー、69分)
■得点■
1 - 0 デルピエロ(12分)、1 - 1 インザーギ(14分)、1 - 2 インザーギ(31分)、2 - 2 サリハミジッチ(44分)、3 - 2 サリハミジッチ(79分)
■警告■
アンブロジーニ、シッソコ、カモラネージ、ステンダルド
■退場■
ボネーラ
前半ミランと主導権争いを繰り広げるが、徐々にユベントスペースとなっていく。
そんな中、14分にカモラネージが左から中央にかけてドリブルで切り込み、前方に走り出したデルピエロにスルーパスを送る。デルピエロは右の角度のないところから、ここしかない!というコースにシュートを放つ。ボールはゴール左サイドネットに吸い込まれていった。絶妙なシュートで先制!
しかし、その数十秒後にカカーがグリゲラの後ろに飛び込み左からグラウンダーのクロスをあげる。インザーギがフリーで飛び込むもゴール左にはずしてしまう。しかし、その1分後の16分に再びデジャブが!カカーが再びグリゲラの後ろに抜け出し、グラウンダーのクロスをあげる。ボールはブッフォンの前を通り過ぎ、インザーギがフリーで押し込んだ!2度目の場面をきっちり得点したインザーギと同じ場面を作り出してしまう学習能力のないユベントス。がっかりだ。
そして、お互いチャンスを作り出すも両GKに阻まれてしまう。
31分、エリア内に放り込まれたクロスをクリアするも小さく、再びミランにセカンドボールを拾われる。そして横にいたアンブロジーニにボールがわたり、ここで前方に素晴らしいフライスルーを送った。ラインを上げようとしたユベントスに対し、ボネーラとインザーギが絶妙な飛び出しを見せる。ボネーラがボールを受け、2対1の場面に。ボネーラはブッフォンの前で左インザーギにパスを送り、インザーギは無人のゴールに押し込んだ。
38分、レグロッターリエが接触で右足(膝あたり?)を痛め、ピッチ横に。無理そうだったが、再び戻ってきた。
44分、デルピエロが右サイドでキープし、ボールを奪われるも再び足を伸ばしてボールを蹴りだした。その粘りが功を奏して、エリア右にいたカモラネージに渡る。カモラネージはワントラップで助走なしに絶妙なクロスをあげる。ファーに飛び込んだトレゼゲが頭で合わせるもカラチがセーブ!しかし、そのこぼれ玉をサリハミジッチが押し込み、同点!
前半、二転三転とするもどうにか追いつくことができた。中盤の攻防が注目されたが、ユベントスが押しているといえよう。特にシッソコの攻守に渡るプレーは評価8.0といってもおかしくない。特に長い足を生かしたボール奪取が素晴らしい。チアゴも序盤リズムを狂わせるプレーも見られたが、徐々に馴染んできていた。後は2列目からの飛び出しと得意のミドルシュートを期待するだけだ。DF陣は両サイドバックのオーバーラップがほとんど見られなかった。特にグリゲラは積極的にあがっていたのだが、カカーが左を基点としてプレーしていたので、どうしても底に釘付けにされてしまっていた。カモラネージが中央よりにプレーしているだけに積極的にオーバーラップを仕掛けて欲しい。また左サイドはサリハミジッチということでややサイドにへばりついていた感があり、オーバーラップするスペースが生まれなかったというのもあるのかもしれない。ただ、モリナーロのクロスは期待できるので、グリゲラとのバランスを見つつ、オーバーラップしてほしい。最後にFW人だが、トレゼゲまでボールがなかなか行かず、プレーに絡むことが少なかった。もう一工夫欲しいところだ。デルピエロは運動量が多く、今日は競り合いでも負けてはいなかった。やはりミラン戦は燃えるのだろうか。いつもファウルを誘うプレーが多いのだが、やればできる子なのだ。また、最終ラインまで戻って守備をする場面も見られた。
後は後半のイアクィンタを投入するタイミングと誰を下げるかだ。
後半入って5分後にレグロッターリエが交代。やはり足を痛めているようだ。ここで交代するのは非常につらいが仕方ない。ステンダルドに任せることにしよう。
53分には、グリゲラの強烈なミドルシュート!シュート回転で非常にとりにくいシュートだったのだが、カラチのスーパーセーブに阻まれる。
62分にはFKからのこぼれだまを再び右からクロスをあげる。ステンダルドがフリーでダイビングヘッドを試みるも、その前にいたボネーラが少し触れたため起動が若干変わり、ミートできず。決定機を逃す。
66分、ボネーラがシッソコに対し、足の裏を見せるタックルでシッソコのふくらはぎを直撃。このプレーでボネーラは一発退場。シッソコも非常に痛がっており、負傷退場と思われたが、なんとか戻ってくることができた。しかし、これで完全にユベントスペースとなった。
そして、79分にエリア右からのFKからのクロスをサリハミジッチが頭であわせ、ゴールに突き刺し、ついに逆転!
その後もユベントスがペースを握り、デルピエロのボレーシュートなどで追加点のチャンスの場面もあったが、生かせず。結局このまま逃げきった。
今日の勝利の立役者はカモラネージとシッソコ、ブッフォンだ。カモラネージはすべての得点に絡むプレーをみせたし、シッソコの中盤支配は素晴らしかった。そして2失点はしたもののそれはブッフォンのせいではなく、難しいシュートを何度もセーブしていた。
後半のプレーに文句をつけることは全くなかった。サリハミジッチとカモラネージがポジションチェンジしたりして攻撃の幅も広げることに成功していた。そのことでサイドのオーバーラップの頻度も増える結果となっていた。
とにかくミランに勝てたこともうれしいし、チャンピオンズリーグの切符をほぼ手中に収めることができるだろう。
コメント(2)
やっぱりユーベは強い!ミラン戦のシソコは素晴らしかった。中盤でのプレス、攻撃の時の展開、運動量、見事でした。ティアゴはトップ下に位置するより、ミランのピルロ的な役割で、中盤のやや低い位置でボールをよりタッチさせてさばかせるような使い方がいいのではと思いました。ミラン戦のティアゴは、シソコの隣ぐらいに位置して、トップ下で出場させたときより非常に良い動きをしていて、存在感があったと思います。カモラネージは運動量もありキレもあって、得点にも絡み素晴らしかった。そしてデルピエロ。積極的にボールに絡み、ミランディフェンダーをひきつけ、スペースと前線でのタメを作り出していました。やはりユーベにはアレックスが必要な選手であることを思い知らされました。 このままチャンピオンズリーグの出場権を獲得して、来シーズンはさらに厚みを増した戦力でチャンピオンズリーグと、セリエAでも優勝争いをして欲しい。今からシーズンオフにどんな補強が行われるのか楽しみです。 最後に、後半戦でローマ、インテル、ミランを倒した(フィオレンティーナには敗れたけど…↓)ユーベはやっぱり強い!!
ユーべの底力を見たような気がします。今期はインテル、ローマ、ミランに黒星なしという快挙!カペッロ時代でもこうはいきませんでしたね。ただ、まだまだ取りこぼしがあるのが、残念。選手層の薄さに泣かされました。でも、デルピエロを始め、ネドベド、ブッフォン、カモラネージ、トレゼゲの残留組がユーべを引っ張っていってます。バンディエラはデルピエロだけではなく、彼らもそうだと思います。
それにしても、冬に加入したシッソコは将来性を加味するとここ数年で最も価値のある移籍だと思います。まだまだ伸びしろがありそうですし、彼とコンビを組む選手をメルカートで引っ張ってこれるかが楽しみです。フラミニは濃厚のようですが・・・


